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かわいい茶摘みさん
2012.05.17 Thursday
![]() 快晴となった昨日、弊社自園のひとつ、檜尾ひのきおにかわいい茶摘みさんの集団が。宇治幼稚園の園児さん達です。宇治ロータリークラブさんの事業として、弊社茶園を提供するかたちで行われました。 純朴な子供達が一生懸命に茶を摘む姿は微笑ましく、多忙な茶時期の喧騒を忘れさせてもらうひと時となりました。 本日の京都市場は予想通り和束産の煎茶が激減、南山城の煎茶とそれ以外の地域の玉露と冠せ主体の取引へと移行しました。上場量は約30トン。雨で一日お休みだったわりには多い上場量でした。覆い下の玉露と冠せは色のりがよく、旨味に富んだ製品にはハサミものでも6千円前後、中には1万3千円の値を付けたものもあり活気あふれる市場となりました。弊社の落札は3200キロ。まずまずといったところですが、また土曜日頑張ります。 明日はてん茶の初取引です。(揉み茶が火、木、土、てん茶が月、水、金) スイスイ
2012.05.16 Wednesday
昨日は一日雨の降りしきる中、JA京都茶市場において第8回の入札販売会が行われました。上場数量は71トン。煎茶は和束が主体。冠せ茶や玉露の上場が少しずつ増え始めています。和束産煎茶はこれで8割方が片付いて、これからは南山城村の煎茶と和束町、加茂町の冠せ、宇治田原町の玉露、両丹地域の玉露が主体の取引に移行していくものと思われます。
和束産煎茶は終盤まで品質が安定し、極端な寒さと暖かさの繰り返しで全国の殆どの産地が製造に苦労する中を、この状態で終盤までやってこられたことに驚きます。品質が安定すると相場も安定するもので、昨日は多い点数にも関わらず安定した取引になっていたと思います。弊社の落札は約8000キロ。ありがとうございました。 さて、一夜明けて、快晴となった今朝ほど、愛犬との10キロウォークに出掛けました。昨日の雨でお茶の製造はされていませんので農家の持ち込みもありません。すこしゆっくりめに家を出て、木幡池までやってくると快晴の空が美しく水面に映し出されています。 ![]() しかし、なぜか愛犬に落ち着きがありません。わたしも少し違和感を感じて、水面をよく観察してみると、、、、 ![]() ヌートリアが悠然と泳いでいます。毛皮にするのが目的で日本に持ち込まれ、強い繁殖力で土着してしまったと聞きますが、淀川水系で急速に繁殖して問題になっているようです。しかし、その容姿はユーモラスでかわいい。ほのぼのとして自宅に向かいました。 ぐるぐる2回目
2012.05.14 Monday
![]() 前日のブログで「明日の日曜はゆっくりと休ませていただきます。」と宣言したものの、季節外れの冷え込みで晩霜があるかもしれないと心配の夜を過ごしてみると、結局朝から産地を巡るドライブに出発することになりました。「お茶屋の性」というものでしょうか。苦笑 宇治田原町の奥山田地区から滋賀の朝宮、和束の一番奥深い湯船地区と「心配された場所」を見て回りましたが、流石に晩霜被害はなかったようで安堵しました。途中、奥山田の日陰に写真のような美しい花が群生しています。 ![]() ![]() インターネットで調べてみるとシャガ(英語名ジャパニーズアイリス)というアヤメの一種だそうです。中国から古い時代に帰化し古くに人家があった後地のようなところの日陰に群生し、シャガのある場所にはチャノキがあることが多いと書かれています。長い歴史の中で茶がどのように日本に根付いたかを感じさせる話です。 さて、今回は午後の半日をかけて和束町をつぶさに見て回りました。弊社の契約農家の多い白栖地区から釜塚方面を見ると明らかに覆いの数が少なく感じます。4月後半の急速な芽伸びで露地のまま摘採して煎茶にした畑が多いと聞きますが、それを実感しました。逆に釜塚の山から白栖、原山を眺めると明らかに摘採が終盤に差し掛かっていることがわかります。そしてその「刈り後」が碧い。ここまでの天候の順調さを物語っています。 さて、そうして最後にいつもてん茶でお世話になっている個人工場をお邪魔しました。そこで壁になりやらかわいい絵が。 ![]() よく見るとこの農家の畑を地図化したものです。奥様の手製でしょうか。 ![]() そうして「さえみどり」の畑にだけ、ハンコが押されています。聞いてみると毎年こうして畑を地図化して、製造が終了するたびにお子さんがハンコを押すのが家族の楽しみとなっているそうで、何となくほのぼのしたお話に嬉しくなりました。その人柄やお茶の味の優しさの理由を垣間見た気がしました。 それとこの畑の数。40程もあります。日本の茶どころと呼ばれるところで品質のいい場所はどこもこのような中間山地と呼ばれるところに、小さな畑の集合体です。いかに「単一農家」「単独の畑のお茶」と言うことを「売り」にすることに無理があるかわかります。それぞれに素晴らしい特徴や個性があるのはその通りですが、すばらしい個性を発揮できないときも自然を相手にすればままあるもの。 それぞれの農家やお茶との関わりの中で、自分なりの価値基準と信念を持ち、その中で仕入をし、仕上げとブレンドで味を調え、安定したお茶を全世界のお客様にお届けすることに専念しよう、その思いを新たにした一日となりました。 「らしい」
2012.05.12 Saturday
![]() 入札から帰った午後、宇治市の白川地区の玉露の生産家が玉露1号の持ち込みに来られました。品種はサミドリ。毎年、この時期の玉露はこちらが期待するよりも覆いが浅く感じられ、秋口に出して観て、「思ったより良かったな」と後から見直すことが多いもの。しかし、今年は晴天と高温に恵まれ、茶葉(ちゃよう)は深く濃く染まり、素晴らしい香気をはなっています。味はサミドリらしくサラリとしてして、それでいて深い旨味。写真でみると水色が煎茶の水色と比較して赤黒く濁って見えるけれども、これはサミドリの特徴。これからひと夏を越した後の姿がまた、楽しみです。また、収量も大減産の昨年と比較して5キロ程多く、生産農家さんの表情も明るく見えました。 そうこうしていると、ご近所の茶問屋の社長、桑原秀樹氏が訪ねてこられました。氏は茶への造詣が深く、私自身も茶業に就業してから色々と教えていただいた大先輩です。この度写真の書物「抹茶の研究」を出版され、その一冊をお持ち頂きました。ここ数年、日本各地の書庫や産地に足を運び、古い資料の掘り起こしや聞き取りをされていたことは存じあげていたのですが、その集大成がこの書物。ペラペラとめくってみると、その情報量の多さ、質の高さに圧倒されました。抹茶についてのバイブルとなることは間違いないと思います。桑原社長ありがとうございます! ![]() あまり経験したことのない生産期と仕入方針に悩むことの多い今茶期。しかし、宇治らしい話題に立て続けに接して、来週への意欲が湧いてきました。明日の日曜はゆっくりと休ませていただきます。 追われる
2012.05.10 Thursday
![]() 昨夜は放射冷却があったのか木幡でも12℃のこの時期としては少し肌寒い朝となりました。霧が立ちこめ、月を観る橋「観月橋」から眺めた日の出の余りの美しさにパチリ。和束町の煎茶がこれからピーク。昨日の市場には南山城村の煎茶が上場され始めました。これから3週間が京都の一番茶が一番忙しい時期となります。これは昨年とほぼ同時ということになります。しかし、愛犬との散歩道、目にとまる花がご覧の通り。 ![]() ![]() ![]() ![]() バラの花が咲き始めており、昨年よりは1週間程度早く感じます。花の進捗と茶の進捗は決してリンクするものではありませんが、「追われ気味」の茶期となっていることは確かなようです。 |

















